2021-4-9 NEWS

お知らせ

令和3年4月 (公社)京都青年会議所(JC)の定例会議にて技術発表をしました!

2021年4月9日

(公社)京都青年会議所(JC)のWEB定例会議にて当社代表取締役の荒木寿徳が技術発表をしました!

・ドローンが利用されている分野の紹介
・ドローンが飛ぶ仕組み
・衛星を利用できない場合の飛行方法
・3Dモデルを利用する
・行政との取組み

 

 

BIM/CIMの活用がこれからの建設DXの根幹に

デジタル技術とデータ活用を駆使して社会や産業、そして生活のあり方を抜本的に改革するDX(デジタル・トランスフォーメーション)業務の効率化、生産性の向上、労働環境の改善が期待され、働き方改革の解決策とまでいわれている。

デジタルテクノロジーによる自動化、遠隔化による安全性、生産性の向上は、深刻な人手不足が喫緊の課題となっている建設業界において必要不可欠である。国土交通省が示した3次元モデルに現場の映像を重ねて表示するAR(拡張現実)を使用した遠隔検査や重機を自動制御するマシンコントロールなど、安全性の向上や省人化に期待される。

他にも自動設計ツールが実用化されれば、寸法に変更などがあった場合に、パラメータを変更するだけで、整合性を保持した状態まま、3次元モデルを簡単に変更でき、再検討などでかかる膨大な手間を一気に解消してくれる。また施工状況と設計データを重ね合わせることで出来高や出来形を管理、月毎に請負業者への出来高支払いも可能になる。
その効果は数え上げるときりが無い。しかし、そもそもの設計データや付帯データがなければ、その全てが成立しないのである。つまり建設プロセスを一貫して管理するBIM/CIMは建設DXを誘導する根幹になるといえよう。